【2023ケニア】もうひとつのカリオコマーケット
カリオコマーケットはナイロビの中でも20年以上同じ場所にあるマーケットで、手仕事の職人たちが集まって、それぞれが小さなお店をもっています。お店とお店の間に、ビニールをかけて屋根にしても、雨の日は足元がぐちゃぐちゃになるし、晴れてる日は、屋根代わりのビニールのせいで薄暗い環境です。
マーケットの中だと暗くて色がわからないし、検品するのにも革仕事の縫い目がみえないので、滞在中に必ず一度はいくけど、検品などはアパートにきてもらう形にしています。
カリオコマーケットの近くに、「新しく第二のカリオコマーケットができたんだよ」と聞いていたので、これは行かないと思っていました。
あたらしいマーケットはムワリオマーケット。 月・火・木・金曜に開催しているようです。カリオコから50mくらい離れています。サイザルバスケットをつくるおかあさんも、カリオコマーケット、ムワリオマーケットどちらにも出店する人もいるようです。
カリオコマーケットに限らず、マーケットで度々おこっていた火災。政府が心配しての新しいマーケットの移行計画なのか今度のマーケットは3階建てくらいの建物。駐車場エリアにサイザルのお母さんたちがマーケットを開いています。
屋根がないので、日中は日よけがなく暑そうです。
朝10時くらいに行ったのですが、職人たちは夜明けとともに出店。やる気のあるバイヤーのひとも朝早く来るようで、こんな時間じゃ遅いわよと言われました。
まだ建物の中で営業はじめているお店もまばらで、これからといったところでしょうか。また次回訪れるのが楽しみです。
バスケットはボディの部分だけ(オープンウィーブ)の状態で販売されています。ボディを購入して、革職人にハンドルをつけてもらいます。
マーケットには持ち込みができる革職人がたくさんいます。サイザルバスケットを編めますというお母さんはたくさんいるのですが、実はボディしか編んだことがなくて、ハンドルは編んだことがない職人さんたくさんいます。
▼ムワリオマーケット正面
中はこんな感じ。まだお店をはじめているところは少ない
サイザルバスケットのお母さんたちが駐車場でバスケットを広げています 日中は暑くて大変かも
コレッタお母さんはムワリオマーケットに来ていました
宝探しのようでバスケットをみるのは楽しい。でもこれはいい!と思うバスケットはだいたい取り置き。