ABOUT US


en plus(オンプリュ)は、ケニアの手仕事を日本へ届けるブランドです。

2003年の創業以来、22年間、ケニアに足を運び、作り手と直接見つめて、仕事を発注し続けてきました。子どもたちを3人育てる間も、コロナで世界が止まったも、ケニアで政治的な混乱が起きたときも、その関係を絶やすことはありませんでした。

なぜ続けてこられたのか? それは、この仕事が最初から簡単に成し遂げられたものではなかったから。

「世界中のハンディクラフトを日本へ」「手工芸で世界でつなげる」そんな想いで始めた en plus ですが、最初に出会ったケニアという国に惚れ込み、そこでの試行錯誤を重ねるうちに、この事業は単なる輸入販売ではなくなっていきました。惚れ込んだのは、手仕事だけではありません。
それを作るケニアの人々の、底抜けに明るく、前向きで、人の距離が近い生き方。困ったときは助け、生存力が高く、時には常識をひっくり返すような痛快さと新鮮さ。
彼らと仕事をしながら、私はたくさんの価値観を教えてもらいました。

だからこそ、en plusは「支援」ではなく「交換」という考え方を大切にしています。
「かわいそうだから助ける」のではなく、彼らの手仕事を日本の暮らしに取り入れることで、シンプルで長く使える道具の魅力を伝え、その背景にあるケニアの豊かさを感じてもらいたい。
そして気にいって使い続けることで、彼らの仕事を生み出し、海を超えて豊かさを交換することにつながると考えています。
日々の暮らしの「相棒」として、毎日の気分をあげてくれる存在になってくれるはずです。

en plusは、フランス語で「加えて、もっと」という意味。仕事持ち歩くだけのバッグではなく、仕舞うだけの入れ物ではなく、「暮らしを包み込む手仕事」としての意味を加えて、あなたの日々に寄り添っていけたら嬉しいです。

毎日の隣にある
思わず笑顔がこぼれる
「暮らしのお伴」

忙しない日々の中で、ふと目にしたお気に入りのバッグや雑貨に、気持ちがゆるみ、思わず笑顔がこぼれる瞬間がある。

毎日いろいろあるけれど、綺麗な色の布や、しっくりくる形のバッグがそばにあるだけで、気持ちが少しだけ上を向く――

そんな瞬間を、日常の中にもっと増やせたら。

en plus が提案するのは、シンプルだけれどどこか遊び心があって、手に取るたびに自分らしさを思い出させてくれる「暮らしのお伴」。

ただの道具ではなく、毎日に寄り添い、時には気分を上げてくれる、心のスイッチのような存在でありたいと願っています。

Everyday Craft, Embracing Life

enplusが届けたいのは、日本の暮らしの中で本当に心地よく、長く愛されるもの。使うほどに味わいが増し、日々そっと気持を上げて、そんな品だけを選んでいます。

ケニアの職人たちとは、文化も感覚も大きく違う中で、小さな仕様や仕上がりにも強くこだわって、「なぜ大事なのか」を丁寧に伝え続けていきます。橋を渡しながら、本質的に価値のある手仕事を一緒につくる──それが、enplusのものづくりの姿勢です。