【2023ケニア】鳥のオーナメント生産者訪問

【2023ケニア】鳥のオーナメント生産者訪問

鳥のオーナメントを作っているマグダレーヌは、ナイロビのマーケットに週に何日も出店しています。制作過程をみせてもらうことになり、工房を訪問しました。工房はキアンブカウンティのリムルタウン近くということでまずは、リムルを目指します。

ナイロビのマーケットに毎日のように通っているのだから住まいはリムルでもナイロビに近いのかなと思ったのですが甘かった。ナイロビはコンパクトですが、郊外にでると1日旅になります。はじめての場所にはなかなかたどりつけない。リムルタウンから今回もナザレ病院をすぎるところまではいけましたが、そこからラフロードに入る道がわからず、ラフロードに入ってからも高低差のある紅茶畑の中に目印になるものが乏しく、何度も同じ道を行ったり来たり。もう今日はたどり着けないかも。という気持ちになったころになんとか到着しました。

▲ナイロビから1時間でこの風景

 

▲紅茶畑の中を進みます

 

▲見渡す限りの紅茶畑がつづきます

マグダレーヌの自宅兼工房に到着。家族的な工房です

▲扉がかわいい

▲材料となるジャカランダの木材

▲倉庫もあります

マグダレーヌの工房は自宅兼工房。この辺りは紅茶畑が道の両側に広がっています。紅茶畑の間にコーヒーファームもあります。ケニアはコーヒーと紅茶の産地なのです。敷地内に、家族の住居に倉庫や仕事場があります。この日働いていたのは、5人の男性たち。若い子が多く、音楽をかけながら、リズムをとりながら楽しげに鳥たちに絵を描いています。

仕事の勤務表には、鳥のペイントの仕事を何個した。足を何セット制作した。など毎日の仕事が記入されていました。ナイロビまでいかなくても地元で仲間たちと仕事ができる環境は良いのかもしれません。

今回頼んでいた鳥を受け取って、ボーイズたちにランチ奢れる?ときかれて、もちろん!と答えたら、今日は何人いる?という質問にみんな手をあげて5人です。と返事。材料買ってきて。と1人が買い物へ。鳥の焼印をつけていた火の上にはすぐに大きな鍋がやってきてごはんの準備がはじまりました。近くに食堂あるの?と聞いたら作った方が早いとのこと。

さんざん迷いましたが、一度来たらもう大丈夫。ドライバーももうわかったからと。楽しげな鳥たちの制作風景をみることができて良い1日となりました。

 

▲家の横には何箇所にも畑がありました

 

 ▲車窓からの風景リムルタウンからナイロビへの帰り道