サイザルバスケットの作り方(編み編)

サイザルバスケットの作り方(編み編)

サイザルバスケットの作り方、後半は編み作業の紹介です。
編みの工程はみんなで集まって編むのも、自宅に持って編むのも自由です。
1.バスケットのボディの底の真ん中の部分からバスケット作りがスタートします。


底の幅まで編んだら、一段表編みをして、立ち上げていきます。



編み終わったら、縦糸を外面か内側に入れて、端の始末をして縦糸を切ります。そして別に作ってあるハンドルをつけて、繊維のひげを切って完成です。



すべてが手仕事のバスケット。
作り手が住んでいるエリアは鶏、ヤギ、ロバ、牛がいて、畑も持っています。
家族のご飯を作り、子どもの世話をして、畑しごとをしながら、家畜の世話をしながら、バスケットを編んでいます。畑と家畜がいると家を毎日空けることはできません。家でできるバスケットの仕事はライフスタイルにもあっています。
ただ電気も水もガスも通っていない生活は生活するのに時間がかかります。電気はソーラーでまかなっています。水道は雨水を貯めて、足りない時には水を近くのダムにロバと汲みに行きます。若い子ども世代は田舎エリアよりもマチャコスタウン、ナイロビと都会に住むことが多いようです。泊めてもらうと夜はまっくら。夜空が明るく綺麗な天の川が見えて感動しました。

▲完成です!