また巡り会えたバスケット

また巡り会えたバスケット

 ファインウィーブの生産者を訪ねて

ビーズつきファインオープンウィーブはオンプリュをはじめたときから扱っているバスケット。ウェブサイトでの販売は数年前からなのですが、2004年から数年オンプリュイベント出店の際に販売していました。

このバスケットは火曜のマーケットでメアリーお母さんから仕入れていましたが、数年後からそのお母さんと会えなくなってしまい、仕入れもできなくなっていました。バスケットをみたときに、なんてかわいいバスケットなんだろうと思い、いまでも最初に仕入れたバスケットはサンプルとして売らないで持っています。

それから10年以上たって金曜のマサイマーケットで、またこのバスケットを見つけました。2004年に火曜のマーケットにいた人?と聞いたら、それは私の義理の母だわ。母は亡くなってしまって、バスケット業は私が受け継いだの。とローズ。私義理のお母さんからバスケットを仕入れていたよ。ずっと探していたよと。なんだか長くこの仕事をしてきてよかった嬉しい再会でした。

今回は生産者の皆さんを訪ねてきました。場所はキトゥイ。日帰り旅のため朝6時には出発。キトゥイタウンにはローズの娘のメリッサが迎えにきてくれました。

特別な工房などはなく、家族みんなが自宅でバスケット業を家業として働いています。職人のみなさんが歓迎の歌で迎えてくれました。

まずサイザルの葉から繊維を取り出す作業。糸が細いので、市場に出回っている糸ではなく糸から繊維を縒って糸をつくってます。糸を縒るのは太もも。一番よりやすいそうです。

赤い岩をを水と混ぜながら染め液を作り糸を一本少しずつ染めていきます。この茶色はファミリーブラウンと呼んでいる大切な色でお母さんんから受け継いだ染め方一本を泥にくぐらせていくので、時間がかかる。毎回このブラウンの納品の数が多いと思っていたら、渾身のおすすめカラーだったようです。この染め方は予想もしていなかったので、びっくり。効率が良いとかと全く逆の世界。ピンクやイエロー、ターコイズなどは化学染料を使っています。

 こちらがMary mwende Mwanzaおかあさん

 

歓迎の歌で迎えてくれました

こちらがファミリーブラウンの材料の石

石をすりつぶして、水を混ぜて泥状にしたところを1本ずつサイザルの糸をくぐらせて染めていきます

こちらが出来上がりのファミリーブラウンのバスケット

バスケットを編んでいるところ

 

 もしかしたら、20年前に私がイベントで販売したバスケットをもっている人かいるかもしれないとインスタで書いたら、そのバスケット持ってますってお友達からコメントがきました。20年前に販売したバスケットがまだお家にあって、あっ!このバスケットだったんだって気がついてくれて、嬉しくなりました

 

職人のみなさんを紹介