【2023ケニア】木の生産者訪問 その1
木の生産者グループの工房はナイロビとモンバサの中間くらいに位置しています。どちらかというとモンバサ寄りで1日で日帰りするのはむずかしい立地のため、たぶん8年くらい訪れておらず、行こうと計画した年に、雨がすごくて断念していました。(雨くらいで?と思うかもしれませんが、ケニアの大雨は、大地にあっという間に水が溢れて、洪水がおきます。舗装されていない道は深くえぐられ、スタックして立ち往生、川は溢れ、橋は流される。とナイロビを出たものの帰って来れない危険があります)
もう全然来ないとずっと言われていたので、長くいる職人しかシホのこと知らないよ。と言われ今回は必ず行こうと思っていました。今まではバスで行っていたのですが、数年まえにSGRという鉄道がナイロビとモンバサ間に通ったので、今回は電車で行くことにしました。
電車の予約はウェブサイトで簡単なのですが、支払いがエムペサのみ。(エムペサはケニア国内で使えるモバイルマネー。どこでも使えるのが魅力。果物などを買うときにでも使えます。)でもエムペサしか使えないのはケニア国内にいないと予約がとりにくい。日本の電車とは随分違っていて、まず電車の本数がナイロビ?モンバサ行きのエクスプレスと、各駅に停まる鈍行と1日2本、モンバサからナイロビ行きもエクスプレスと各駅の2本と、予定している電車に乗り遅れたら、もう次の日まで待たないといけないのです。
時刻表をみると各駅がナイロビ発AM8:00~モンバサ着PM14:00 エクスプレスがナイロビ発PM15:30~モンバサ着PM20:20
次の電車7時間後!!え。電車1日に2本しかないの?!ってびっくりしていたら、1日に2本あればいいだろうと。それよりナイロビとモンバサ間がエクスプレスだと5時間ってすごい早いし、素晴らしいだろう?と言われました。東京の電車が数分ごとくるなんてその方がびっくりされてしまうかも。
ナイロビの街中から電車が出発するのではなく、駅はナイロビのモイインターナショナル空港の近く。ナイロビは高速ができたものの、朝の渋滞はひどいので、電車に乗り遅れたくない場合には早く行くほかなさそうです。
早朝にアパートをでて無事にナイロビのターミナル駅に到着。電車の中は席が向かい合わせになっていました。そして電車は時刻通りに出発。車内販売のワゴンのお姉さんが回ってきます。ワゴンにはフルーツやマンダジ、飲み物など。
この鉄道ができるまで、日本の会社もプレゼンに参加していたらしいのですが、金額が高くて中国の会社が施行したそうです。キブワジに4時間弱で到着。バスよりものすごい快適で感動しました。もう毎回マキンドゥいっちゃえるかも。
駅にはバイクでマキンドゥのドミニクが迎えにきてくれていました。
木の生産者訪問 その2に続きます
早朝にアパートを出発
ナイロビターミナルに到着!なんだか空港よりきれい?
順調にナイロビのターミナル駅に到着。まずは発券手続き。すでに長蛇の列 携帯の番号を入れると 発券されます
セキュリティチェックを通り待合室に。すでに満員。みんな何時に着いているのでしょうか
ゲートがオープンすると一斉に電車に向かいます。
コンテナがたくさんあります。モンバサから船に積まれるのでしょう。
出発の20分以上前に電車に乗り込みました
バオバブの木がでてきました。マキンドゥはすぐそこです
電車からの風景 バオバブの木があらわれてきました